品川駅東口
2階級特進の東口
【品川駅東口 '89年/ '03年】
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写真中で残っているのは左のパチンコ屋だけ。旧駅舎跡地は道路になってしまった。右の高層建築が新しくできた駅ビル。
品川駅といえば高輪プリンスホテルや京急駅ビルを連想するかもしれない。しかしこれらとはあまりに対照的な駅舎がもうひとつ存在していた。品川駅東口である。ご覧の通りの瓦ぶき平屋、ローカル線の旅にでもありそうな駅前風景である。品川は新宿と並ぶ江戸四宿のひとつで、東海道一つ目の宿場町であった。やがて明治に入り鉄道時代が到来すると鉄道駅が登場し、田町電車区・貨物ヤードをかかえ京浜急行も発着するマンモス駅へと成長した。しかしその発展に取り残される形となったのが東口である。巨大駅であるがゆえに地域の分断は著しく住民が西口(高輪口)へと行くには入場料を支払って駅をまたぐか、遠く八ツ山橋まで迂回し片道1キロもの距離を歩くほかになく、まさに陸の孤島のような状態が続いていた。
しかし近年、天王洲・港南・芝浦の再開発や貨物ヤード廃止による摩天楼街建設計画により、東口の存在価値は一変した。もはや裏庭の勝手口などでは存在しえなくなったのである。瓦ぶきの駅舎は高層ビルへと置き換わり、港区民の悲願であった東西自由通路も完成、ついに新幹線始発ホームまでオープンした。品川駅東口の今後の発展に注目しようではないか。
【現在の品川駅東口】
新宿駅東南口
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品川駅東口
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旧東京都庁舎
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田町商店街
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京王八王子駅
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汐留貨物駅跡
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立川駅南口
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府中駅前
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